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私と毛利マーク

No.1 親の代からのつきあい/入江 一考(入江彫金)

毛利マークとの出会い 1955年ごろ

父・盛一が灘区に在住し、毛利マーク店の記念品類の文字彫刻やバッチの型彫りをさせて頂き、昭和30年頃(中学3年)から父の使いで毛利マーク店を伺っていた。
昭和31年から修業と同時に毎朝自転車で御用伺いに通いました。以後、カップ・トロフィー、楯、記念品など、また修理品、彫刻(手掘り)をしていました。




印象的な出来事 「アメリカの軍艦と彫刻をする日々」
No.1 親の代からのつきあい/入江 一考(入江彫金)

昭和35年頃は、アメリカの軍艦が入港して毛利マーク店は大変賑わっていた。
カップ、トロフィー、楯などがよく売れていたので、彫刻も忙しく、一日に自転車で3往復したこともあります。お客様が急いでいたので、彫刻道具を持参して、店の奥の座席で出前彫刻したこともあります。
あるとき専務さんから「うちで働かないか?」と云われ、「彫刻の手伝いがあるから」と丁寧にお断りしました。



私にとっての毛利マーク 「よく面倒を見て頂いた、大切なお得意様」

昭和35年ごろから彫刻ができるようになったので、社長さん。奥様、専務さん、山田さん、山本さん方から大変喜ばれ、面倒を見て頂きました。
親の代から私までよくして頂きました。大切なお得意様でしたので、万難を排してお引き受けし仕事でお断りしたことは一度もありません。毎日伺っていましたので、お店での接客などよく教えて頂きました。




No.1 親の代からのつきあい/入江 一考(入江彫金)
入江彫金 入江一考
昭和15年12月1日生

父・入江盛一従事。(彫刻師)
昭和31年4月に彫刻業を修業。昼間は彫刻見習い、夜は県立東神戸高校に通う。卒業後、本格的に彫刻、彫金業に励む。現在は貴金属、彫刻と、装身具類の制作、金属類の彫刻を専門とする。

昭和59年 神戸市優秀技能賞
平成16年 神戸市技能功労賞
平成19年 県技能顕功賞
平成21年 「ひょうごの匠」認定


No.1 親の代からのつきあい/入江 一考(入江彫金)


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